2020年を迎えたイタリアからお届けします。今回の最終目的地、ミラノ。高速列車に揺られて、ベネチアから移動した後は、随分重たくなったスーツケースを操りながらホテルへ直行。いつもの様に、先に荷物を預けてからの散策スタートです。1月1日のミラノでは、中央駅近くの多くのお店が休業日。しかし、観光地のドゥオーモへ向けて歩いていくと、周辺のレストランやカフェ、ちょっとしたお土産屋さん等は割と営業していて、人通りも多い。こちらでも、オフシーズンの不便さは一切感じませんでした。
ドゥオーモのある広場では、元日を祝うちょっとしたお祭りのような雰囲気。露店が並び、大勢の人が集まっていました。幾つかのドゥオーモを拝見した筆者ですが、やはりこのミラノのドゥオーモが一番迫力あると感じます。入場するために並ぶ人の長蛇の列からも、ミラノ一人気の観光名所だと分かります。もし、入場されたい方はこちらも事前予約がおすすめです。
ドゥオーモから歩いて直ぐの場所にあるお城。スフォルツェスコ城 。レオナルドダヴィンチが滞在していたというこのお城は、中庭が無料開放されています。城壁に囲まれた中庭へ足を踏み入れれば、開放感溢れる広さと規則正しく並ぶ茶褐色の城壁が何とも言えない空間を作り上げています。城壁の先には公園が広がっているため、ベンチに腰掛けておしゃべりを楽しむ人の姿や親子で遊ぶ人の姿など、思い思いの休日を楽しむ人で賑わっていました。
今回のイタリアの旅、お天気に恵まれ青空一色の日々。建物の様子が一層美しく映え、日々の生活の全てをすっかり忘れて楽しみました。新しい2020年よ。優しく易しい年であれ。開拓に胸膨らませ、ホームに帰ります。この旅で出会った人や身近なかけがえのない人達に感謝して、「おかげさま」の一枚を最後にパシャリ。
さて、次の旅はどこに行こうか…。
筆者
- scent of tomorrow -
ーソウルフルな日々ー 日々のささやかな楽しみに 書き物をしています。
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