わが家の広めのベランダスペースに並ぶ、数本の木。大きめの鉢植えに苗木を植えたものです。今では随分と大きく成長し、そろそろ別の鉢に植え替えないといけないかな~と思案中。
茶色いテラコッタの素焼き鉢が好きなんですが、引っ越しの事を考えると大きすぎるのも考え物と躊躇してしまいます。一軒家が理想ですが、なんせ一人なのでそこもそこで色々考える。気が向いては、中古の物件をインターネットで調べてはみるが、タイミングが巡ってこない事にはとんとん拍子に進むものも進まない。この先、日本の空き家事情に物申すとすれば、生涯シングルの人向けに対する朗報なんかも期待したいところ。
わが家の木の話に戻ると、忙しい日々の中でも毎日の成長が結構癒しになっていたりして、気が付くと大きく成長してくれた。35歳を超えたくらいからだろうか、植物を枯らす割合が減った。じゃあ、それまでは枯らしまくったのかと言われると、否定できないくらいそうだったのだ。違いはなにか明確には分からないけれど、植物との相性と様子の観察が上手くなったからだと勝手に思っている。
木を育てるという事は、花を育てるのとは少し違ってユッタリと構えておかなければならない。華やかさはないけれど、それとはまた違った癒し感覚があり、人生の岐路に立っているなと感じる方やひどく落ち込んでいる人には、木を育てる事を生活の中に取り入れてほしい。インスタントに解決できない問題も、年を重ねるごとに多くなる。そんな時、少し時間を掛けて向き合う感覚を。ぜひ、おすすめです。
筆者
- scent of tomorrow -
ーソウルフルな日々ー 日々のささやかな楽しみに 書き物をしています。
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