MAMAN

ママン(maman)とは、フランス語で「母」という意味です。そんな意味だとは知らず、頭に浮かんだこの響きに惹かれメッセンジャーのママンとしてこちらで書かせていただくことにしました。

これまでの自分の歩みを振り返ると、外側の世界と内なる世界とを咀嚼(そしゃく)する時間が多かったように感じます。他者を含め、外側の世界は全て自分の映し出し。自分自身に起こっている事。外も内もない。そう気が付いたのは、20歳の時でした。

それまでは、苦しい葛藤もありました。とうとう、部屋から一歩も出たくなくなるという日が来たときは、ひたすらベットの上で過ごしました。正直、その時のことはあまり記憶にありません。ただ、ベットの上で目が覚めるたびに「また目が覚めてしまった」と思っていたことは覚えています。

人はなぜ苦しみを抱えてしまうのでしょうか。

その答えが自分のものになったあの二十歳の時まで、わたしもずっとひたすら経験を積んでいました。一瞬にして世界が開け、ベットの上で感謝と愛おしさのままに号泣したのを思い出します。

その後の人生は、落ち着きと祈りの世界から始まり、人のために生きる事の選択、そして自己をも愛するという人生に変化をし続けています。

私個人の人生の詳細をお話をすると、しつこい超ロングストーリーになってしまいますので、一つのきっかけをお伝えして終わりにしたいと思います。

「MESSAGES」に書くことは、私の足跡でもあると同時に、あなたの事でもあります。

どうぞ気楽に。この世界にある鏡の作用をうまく利用してお読みいただければ幸いです。


ママン

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- scent of tomorrow -

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